うぶげびより

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東大卒で元官僚のママが育児をしながら呟く日記

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子どもを産んで初めて考えた地方公共サービス

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妊娠してから、地方自治体の行政サービスについて考えるさせられるようになりました。保育料の算定のために、自分が住む自治体にいくら税金払っているのかを改めて見てみたら、驚愕しました。こんなに払ってるのに、うーん、なんかそれに見合うサービスを受けた気がしない。

 

自治体が集めたお金って何に使ってるの?

何に使ってるんだろうと見てみると、主に民生費で全体の1/4。例えば、何も気にせず公道は使わせてもらってますが、土木費は1割くらい。

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民生費の中では、大きい順に、児童福祉費、社会福祉費、老人福祉費。

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出所:令和3年度版地方財政白書

 

もちろん、結婚したくない人や子どもを産みたくても産めない人がいるのは別としても、これって子ども産んで、保育園入れないと、税金払い損。

とはいえ、実際に自治体のサービスを享受してみると微妙なところばかり。

税金の多くを投入しているはずなのに、なんで、もっと効率的で気の利いたサービスにならないんでしょう。

 

何度私の住所を書かせたら気が済むの?

妊娠し、母子手帳をもらうと、妊婦健診の券がもらえます。種類は、健診14回分の券に加えて、超音波の無料券などで自治体によって少し差があるようです。妊娠は病気ではないので、基本的に自己負担なのですが、受診時にこの券を提出することで、健診にかかる費用の一部を公費で負担してもらえます。

補助して貰えるのはありがたいんですが、これ、複写式になっていて、1セットずつに名前、住所、生年月日、予定日、連絡先等を手書きで書かなきゃいけないんですよね。健診14回分+αなので、20セット弱、ひたすら同じことを書くんです。まぁめんどくさいこと。恐らく私の自治体だけでなく、全国の自治体でこれが普通みたいです。

役所が紙文化なのは重々わかってるんですがね、どうしても名前と住所の記入がないといけないなら、

・既に打ち込んだ補助券を渡す

又は、それは申請してから受け取るまでに時間がかかりそうだから、

・補助券に貼る用の、名前と住所のシールを配布する(貼る手間がかかるけど)

なり、何かもうちょっと良い方法はないんでしょうか。

最近「デジタル庁」発足でホットになってはいますが、「デジタル化」自体はもう言われ始めてから、ずいぶん経ってる気がします。が、まだまだ地方自治体レベルではこんなもんなんですよね。

 

薬まだ残ってるんだけど?

子どもができるまで、子どもの医療費が無料(=保険診療の自己負担分を自治体が代わりに負担している)なこと、知らなかったんです。

毎回、予防接種に行く度、湿疹のお薬を出してくれてるんですが、「まだ残ってるけどな」と思いつつ、薬剤師さんによれば賞味期限は1年くらいということで、それなら良いかと今のところは貰っています。

親は、不必要に子供に薬を投与したくないと思うんですが、患者の負担は無料だし、医者からすれば処方すればするだけお金は入るから、そりゃ医者はどんどんお薬出しますよね。もちろん、そんな悪意はないお医者さんが多いと思いますが、インセンティブにはなってしまいますよね。

患者からしても、無料だからといって安易に受診できるという点からも医療費の増加が懸念されているそうです。

 

なんでそんな大事なもの引き取ったままなの?

出産したら、自動的に子どものマイナンバー通知カードが送られてくるらしいので、気長に待っていたんですが、待つこと数か月。全然来ない。

保活にマイナンバーが必要だと分かったので、区役所に問い合わせたら、

 

「郵便局の保存期間が過ぎてこちらに戻ってきてますね。」

 

とのこと。

 

いやいやwそんな大事なもの、役所に戻ったんなら一言連絡くれても良いじゃん。

 

私が里帰りで実家に戻ってる間、旦那が受け取らずに不在通知も多分間違えて捨てて気付いてなかったのが一番悪いんですが。笑

なんなんだろう、私たちは仕事したから(=発送したから)もう後は知らない感。マイナンバーカードを推し進めたいのは国だけであって、地方自治体は事務作業が増えそうだしそんなインセンティブないのかしら。

 

元を取りたい

ちゃんと住民税を払ってる分、それに見合うサービスを受けてやろうと色々と調べたんですが、なんだかイマイチなものばかり。地方の改革ってまだまだ時間がかかりそうだなと思いました。

ちなみに、上に挙げた妊婦健診の券の問題とか、そもそも補助があっても高すぎる問題とか、すぐ変えられるわけではないことは分かっているものの、住民の声として、旦那が区議会議員にメールで直訴したら、自民党の議員さんだけ丁寧にお返事をくれました。他はスルー。少子化対策をちゃんと考えている人は、果たして、政治家にどれだけいるのか。

 

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