うぶげびより

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東大卒で元官僚のママが育児をしながら呟く日記

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【お得⁉】出産が予定日より遅くなると本当に貰えるお金は増える?

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先日、出産手当金と育児休業給付金が振り込まれたお話をしたのですが、出産が遅れた方がお得といった話を聞いたことはありませんか?

私自身が予定日より10日遅れの出産となったので、気になって色々と調べてみました。

今日は、出産が予定日より遅れた場合のお金について、まとめてみました。

 

この記事がオススメな人
  • 出産予定日を超過しそうな方
  • 出産予定日を超えて出産するとなぜ出産手当金が増えるのか知りたい方
  • 出産予定日を超えて出産すると貰えるお金の総額はどうなるのか知りたい方

 

 

出産が予定日を超えると出産手当金はどうなるのか?

出産が遅れると出産手当金が増えます

 

その理由は、産後休暇が出産日を基点に出産翌日から8週間取得できるものであるのに対し、産前休暇が出産予定日の6週間前〜出産日となるため。

つまり、出産が予定日を超過すると当初より産前休暇が長くなり、出産手当金の支給対象となる期間が増えるからなのです。

 

詳しく知りたい方は、ここの図解が分かりやすいです。

出産手当金とは?計算方法や申請時期をわかりやすく教えます!|Like U ~あなたらしさを応援するメディア~【三井住友カード】

 

私は予定日より10日遅れの出産となったので、10日間産前休暇が延長されてその分出産手当金が増えたことになります。

 

ちなみに予定日はだいぶ超過しましたが、出産自体は超スピード出産でした。

出産が予定日を超えると本当にお得なのか?

出産手当金と育児休業給付金の計算方法

ここで、出産手当金と育児休業給付金の細かい計算方法を比較して、本当に出産が予定日より遅くなるとお得なのかを見てみます。

 

【出産手当金】

1日あたりの金額=

[支給開始日の以前12ヶ月間の各標準報酬月額(※)を平均した額]÷30日×(2/3)

 

※「標準報酬月額」は、報酬月額(≒額面の月額給与)を保険料額表の32等級に分けて、その等級に該当する金額のこと。

 

育児休業給付金】

1ヶ月あたりの金額=

育児休業開始から180日:[休業開始時賃金日額(※)×支給日数(通常は30日)]×67%

育児休業開始から181日目以降:[休業開始時賃金日額×支給日数(通常は30日)×50%

 

※休業開始時賃金日額は、育児休業開始前(産前、産後休業を取得した場合は、原則として産前、産後休業開始前) 6か月間の賃金額。

 

簡単に言うと、

 

出産手当金は、給与の過去1年平均の2/3

育児休業給付金は、給与の過去6ヶ月平均の67%

 

ということで、大まかに見れば、出産手当金も育児休業給付金も1日あたりの金額は同じです。

 

出産手当金と育児休業給付金の計算上の違い

上の計算式における細かい違いは、

 

  1. 係数が2/3か67%か
  2. 出産手当金の基準が標準報酬月額
  3. 基準となる給与が、出産手当金は過去1年平均であるのに対し、育休給付金は過去6ヶ月平均

 

1点目はほぼ同じなので無視、

2点目も同じ標準報酬月額の中で差があるものの大きな影響は無いとして無視すると、

3点目は、もし直近6ヶ月の間に物凄く給与が上がっていれば、一日あたりの金額は育休給付金の方が高く、逆に直近6カ月で残業代がすごく減っているなどのケースでは、出産手当金の方が高くなります。

 

ただ、多くの人は給与が大きく上下することはあまり無いと思うので、やはり基本的には出産手当金も育児休業給付金も一日あたりの金額はほぼ同じと考えて良いと思います。

 

出産が予定日を超えた時に貰えるお金の総額

基本的にほぼ同じ金額の出産手当金と育児休業給付金ですが、職場復帰のタイミング次第で、全体として本当にお得なのかどうかが変わります。

 

休暇期間を決めている方

出産日が遅くなろうが早くなろうが、出産から1年で復帰すると決めているのであれば育休給付金は1年分だし、3ヶ月で復帰すると決めているのであればお金も3ヶ月分。

出産日に関係なく育休給付金の総額は当初から変わらず、出産が遅れればその分だけ出産手当金が増えて、貰えるお金の総額(出産手当金+育休給付金)は当初より増えます

ただし、育休期間を固定して決めると、出産が遅れる分だけ職場復帰が遅れるので、産後に稼ぐ金額まで考慮すると、生涯年収的には減ると思います(時短などではなく出産前と同じ条件で復帰する場合)。

 

職場復帰のタイミングを決めている方

育休が180日未満の予定

例えば、7月に出産して3ヵ月後の10月に職場復帰すると決めているようなケース。

 

10月の職場復帰という後ろが決まっているので、出産手当金も育休給付金も同じ金額と考えれば、出産が数日遅れても内訳が変わるだけ(産休が増えて、育休が減るだけ)で、貰えるお金の総額は全体として変わりません

 

育休が180日以上の予定

例えば、7月に出産して翌年4月に職場復帰すると決めているようなケース。

 

育休開始から180日目以降は育休給付金が50%に減るので、出産日が遅れることで50%に減額される日も後ろ倒しになるので、当初より貰えるお金は増えることになります。

 

いずれの場合も年収が高い人は出産が遅れるとお得

ここで注意すべきなのは、育児休業給付金には上限があること。

 

育休給付金の計算に使う「休業開始時賃金月額」は上限額が454,200円なので、支給額の上限は454,200円×67%≒304,313円(※)。

※上限額は毎年変わる可能性があります。

 

一方で、出産手当金にはそのような上限はありません

恐らく、出所が健保だからでしょう(下の参考も参照ください)。

 

つまり、ボーナスを除いて年収が545万円(=454,200円×12)以上の人は、育休給付金より出産手当金の方が高いので、出産が遅れて出産手当金が増えた方がお得になります。

 

出産が予定日を超えれば、多くのケースでお得

出産日は自分で左右できるものではないですが、貰えるお金がどうなるのかは気になってしまいますよね。

 

基本的には出産手当金が増えるので、育休給付金と合わせた貰えるお金全体は増えることになると思いますが、仕事復帰後に稼げる金額まで考慮するかどうか、復帰のタイミング産前の年収・復帰後の年収にもよって様々です。

 

なお、直近6ヶ月の給料が大きく変わった方は、少し注意しておいた方が良いかもしれません。

 

自分で頑張って調べた結果をまとめたのですが、専門家でもないので間違ってたらこっそり教えて下さい。

 

ちなみに、私は予定日超過により当初より多くのお金を貰えたはずなのですが、出産でだいぶお金が飛びました。

 

参考:出産手当金と育児休業給付金の出所は異なる

ちなみに、出産手当金の支給元は会社の健保であるのに対し、育児休業給付金の支給元は職業安定局

同じ出産にまつわるお金なのですが、支給元が異なります。

 

明細を見た時に、なんで健保と職安で分かれてるの?それぞれ一体何の手当なんだ?と思ったので、同じような疑問を抱いた方のためにご参考までに。

 

出産手当金は、出産のために会社を休んで給与がもらえない人のために会社が健康保険から出してくれる手当のこと。

産前休暇・産後休暇に対する手当です。

 

そのため、出産手当金は会社の健康保険から支払われます。

 

一方で、育休給付金は、産後休暇が終わった後、育児休業を取得して給与がもらえない人のために雇用保険から出してくれる手当のこと。

育児休暇に対する手当です。

 

そのため、育休給付金は職業安定局、つまり国から支払われます。

 

毎月、高い社会保険料雇用保険を支払っているので、ちゃんと貰えるのであれば、貰える側としては、正直どこから出ようが、どこでも良いんですけどね。

 

振り込まれた時にそれぞれどっちなの?と気になる方もいるかも知れませんので、ご参考までにして頂けると幸いです。

 

 

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